出会いから結婚までを演じたオープニングムービー

数々の友人の結婚式に参加してきた私がこだわったのが「オープニングムービー」です。オープニングムービーは新郎新婦が登場する前に流れるものなのです。参列者にとっては、これから始まる披露宴の期待を大きくさせるものでもあります。

結婚式場でも作ることはできたのですが、ありきたりの演出しかなくオリジナルの個性を出したかったので自作にしてみました。自作で作るとなるとパソコンでの編集作業が必要になるのですが、夫がIT企業に勤めていることもあり仕事で慣れていたので、私がアイディアを出して編集作業はすべて彼に任せました。
私たちが自分で作ったオープニングムービーのポイントは、内容にストーリー性を持たせたことでしょう。
笑いあり、涙ありの演出も心掛けました。

とても恥ずかしかったのですが、出会いから結婚に至るまでを自分たちで演じました。高校時代の部活を通して付き合いが始まったので、母校の撮影なども許可をもらって行いました。当時使っていた教室内や部室、グランドなどを映像で流したり、恩師にも出演してもらうことで出席していた高校の同級生から「とても懐かしかった」と感想を述べられました。卒業してから学校へ行く機会はなかなかないので、みんなにも印象に残ったようです。

他にも、会社の上司や先輩、友人、親戚の人たちなど披露宴に参列している人たちにもオープニングムービーに参加してもらい、「自分たちがどの場面で出てくるのだろう」というわくわく感も与えます。参列者のほとんどが参加することで会場は「自分が出た」と感嘆の声が上がったようです。感動の名場面としては、二人の両親が私たちが生まれた時に気持ちや子育て中に起きた様々なトラブル、うれしかった出来事などを組み込みました。私の父親は私が一人っ子ということもあって生まれた時から溺愛していたので、撮影中に号泣してしまいました。

その場面を見ていた参列者たちが、まだ式も始まっていないのにもらい泣きをしていたようです。そして、オープニングムービーの最後にはカウントダウンの掛け声も入れます。「5、4、3、2、1」と数字の表示とともに私たちの声も入れて「もうすぐ新郎新婦が登場するよ」と予告を入れることもしました。注意する点としては無理な演出やかっこよさを求める演出はやめることです。あくまで普段の自分たちの生活を映しているような自然な形の映像にすることが参列者に受け入れられやすいと感じました。